「10月例会」

10月の例会は企画『スローフーズを楽しむ。』を開催しました。

感想:この『スローフーズ』という言葉が、とても似合わなかったような気がしてならないのは私だけでしょうか?

美味しそうな料理やアルコールが、相変わらず瞬時(ファスト)に私の胃袋の中に消えて行きました。改めなくては!

開催日:10月21日(水)
場 所:パブ&レストラン 樽  福井県福井市順化1-2-14 メトロ会館1階
時 間:午後7時00分開始
電 話:0776-24-2525

スローフーズ
 なるべく車を使う(=ファスト)から歩く(=スロー)を心がける。つまり、ゆっくり歩くと、街の変化や、季節の草花など、今まで車の移動では気づかなかったことや、思わぬところで小粋なお店を見つけたり、いろいろな人との出会いや会話など、心地よい時間を過ごすことができます。
 「スローフード」という言葉を、最近、多く耳にするようになりました。きっかけは、1986年にイタリアでもファストフード店ができ、全国に進出したことです。イタリアの食文化の危機を感じたジャーナリストのカルロ・ペトリーニは食生活の改善を訴え始めました。その後、98年イタリアの北部の小さな町「ブラ」にスローフード協会という民間の非営利団体(NPO)ができました。スロー(ゆっくり)というのはファスト(早い)の反対語ですが単なるファストフード反対運動や、おいしいものをゆっくりと食べようというだけでありません。それは、消えつつある伝統的な食材や郷土料理を守るだけでなく、それらを作る地域の生産者を守り、食べるとはどういうことなのかを子供たちや消費者に伝えていこうという、ライフスタイル全体にかかわる運動だそうです。 
スローフードという言葉を生み出したイタリアの家庭では、手間ひまかけて調理をし、家族のみならず一族郎党語らいながら、時間をかけて食事を楽しむ習慣があります。かたや、我が国は、家族みんなで団欒を楽しみながらゆったりと食事をする機会がめっきり減ってきています。また、テレビに向かい会話がない食事の様子が浮かびます。食事の時間をゆっくりと過ごすだけで味わえる、いろいろないいことがあります。おいしいものをおいしいと感じ、じっくり味わい、今晩は何をしようか、週末はどこへでかけようなどと、家族で楽しく話し合うこともできます。自分の経験だけではどうしようもない悩みや・モヤモヤを抱えている現代の子供たちでも、そんな暖かい団欒の場があれば、親や大人のアドバイスなどを素直に聞き入れるようになるのではないでしょうか。
 最近のテレビは、グルメ番組や、大喰いを競うものや、食べ物を粗末にするような番組が多く見られます。一番おいしいと思う食べ物は、ファストフードや加工されたたべものでなく、我々の地場で採れた新鮮で旬な魚や野菜です。
私たちは、気付かないスピードに犯されています。そして、そんな事実に気付かずに一生懸命追いつこう、追い越されまいと暮らしてます。「スローフード」とともに、「スローライフ」という暮らし方が30代・40代の人たちの間に広まってきているそうです。単に食文化を見直すだけでなく、効率性を求める現代社会の仕組みや・生き方全体を見直す必要があるのではと思います。

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